社会心理学者のジェームズ・W.ペネベーカー(James W.Pennebaker)テキサス大学オースティン校教授は、大学生を対象にある実験を行いました。
大学生を2グループに分け、1つのグループには、人生で最も衝撃的だった出来事、もう一方のグループには自分の感情とは関係のない事柄を1日15分、4日間連続で書かせたところ、前者のグループの学生たちは精神的に健康な状態に変化していったという結果が出たということです。1986年の論文で発表もしています。
社会心理学者でティモシー・ウィルソン(Timothy Wilson)バージニア大学教授は、悩みを書きだしてもらった夫婦が、書かなかった夫婦よりも幸福感が高かったという結果を見て、「書く」という行為には、ネガティブな思考のサイクルをポジティブ思考のサイクルへと変化させる力があると結論づけています。
心の中を言語化して目に見えるようにすることで、感情や思考を俯瞰することができます。すると新しい見方やとらえ方もできるようになり、この積み重ねが人間関係にも生きてきたり、小さなことに感謝する心が芽生えたりするのです。
Google本社ではリーダーシッププログラムにもジャーナリングを採用しているほか「フォーチュン」誌の「ビジネスにおいて最もパワフルな50人の女性」に選ばれたFacebook社COOのシェリル・サンドバーグ氏は、夫を亡くした時にジャーナリングをすることによって立ち直れたと、著書『OPTION B 逆境、レジリエンス、そして喜び』(日本経済新聞出版)に書いています。
《講座概要》
第1~3講
テーマをお伝えし、どんどん書き出す「書く瞑想」を実践
第4~6講
「書く瞑想」で書いたことの中から、自分をテーマにして600字の作文を書く
添削してお返し、さらにリライト
第7、8講
100字、さらに50字で短く表現
「自分」を作品で表現
第9、10講
「自分」をストーリー仕立てで書く
講座主催 |
マウル生き方支援スクエア マウルことばアカデミー |
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住所 | 〒550-0005 大阪府大阪市西区西本町1丁目4−1 オリックス本町ビル4階(常駐していません) |
メールアドレス |
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代表者 |
蔡 七美 |
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